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狼と香辛料 (4) (電撃文庫 (1390)): メディアワークス : 支倉 凍砂;
狼と香辛料 (4) (電撃文庫 (1390))
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    今回は人助けの話

    これまでが、商人ロレンスの行商人としてのバトル中心でしたが、
    4巻は村の騒動に巻き込まれてこれを助ける水戸黄門的な話になっています。
    ホロとロレンスの絆がまた一段と深まり、お互い共にずっと一緒にいたいと思っているのが
    見え隠れする描写があちこちにちりばめられていて、特にホロのかわいさに悶えます。
    事件は司祭の娘と粉轢きの青年を中心に進行し、そのいちゃいちゃぶりにもピキピキきますが
    露骨ないちゃいちゃカップルよりもロレンスXホロの夫婦漫才的掛け合いの方が数倍ピキピキきます。
    また、ここでさまざまな伝承やホロ以外のホロ的な存在(神のような存在)についての情報が数多く集まり、これまでの現実感ある世界感からよりファンタジー的な世界観が強くなってきます。
    とりあえず言いたいことはホロかわいすぎ

    狼の大安売り?

    3巻で狼にならなかったのが
    不評だったのか、
    今回はさしてピンチでもないのに
    変身しちゃいました。

    まるで少年マンガで、
    最初の頃の必殺技が、
    後半ではただのジャブになったかのように。

    また、せっかく聖職者を
    メインキャラに据えたのですから、
    中世の宗教観をもうちょっと
    掘り下げても良かったのでは……?
    それも、これがライトノベルスだと
    思えば上出来でしょうか。

    アイデアはなかなか面白い作家さんなので、
    「読者を魅きこむ描写」に
    これからもっともっと期待します。
    今回はどちらかというと

    テレオの村の人達が中心ですね。
    Vで一応、ホロとロレンスの関係の方向性は決まりましたし、
    ヨイツに入る前に一休みと言ったところでしょうか。
    ホロもロレンスも致命的な窮地に陥ることもなくて終わりました。
    この手のお話のラストはたいてい悲しいお別れが待っているのですが、
    この作品はどうなるのでしょうか。
    いずれにせよまだまだ先はあるようなので、楽しみにしてます。

    ラブラブモードで一休み

    ホロの故郷ヨイツを探す旅を続けるロレンスとホロ。ヨイツの情報を求めて、二人は小さな村テレオを訪れます。異郷の神々の神話を集める修道士がいるというディーエンドラン修道院。その場所を、テレオの村のフランツ司祭が知っているというのだ。ところが、フランツ司祭は既になくなっており、教会を預かる女性エルサも村長も、何かを隠しているようなのだが...

    今回は、危機に陥っていることは確かなのですが、ホロとロレンスはどちらかというと部外者であり、巻き込まれた形なので、いつでも逃げ出せるといったどことなく緊張感に欠ける状況です。そのせいか、前巻の続きのせいか、ラブラブモードが漂いまくりで、横にカップルはもう一組いるし、一休み、といった感じです。こんなのもよいですが、次はもっとドキドキする展開がいいなぁ。次に期待です。

    まったりしすぎ!

    意味がわからないセリフの数々。緊張感のない商売。
    小休止を感じさせる4。
    123と比べると遥かに緊張感が薄く、本編ではなくもはや番外の域である。
    商売方法。途中まで考えられていると思っていた。どう商売するのかかなりワクワクしたさ。でも、いくらなんでも商売に奇跡を密輸しちゃダメでしょ。魔法なんて存在しないと考えて攻略して欲しかった。これだけで相当萎えた。どうもホロの狼であることに逃げを感じる。
    魔法しかり、狼化しかり、ホロは毎回狼となって主人公を乗せて走るのだ。とっておきじゃないんかと。もうただの走り屋じゃんかと。
    だから厳しめの星三つ。次は1・2のような緊張感をください。

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    私はこうして受付からCEOになった
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    単なるサクセスストーリーではありません。

    本書は、たたきあげの人生を歩んできた自伝でもなく、ノンキャリからのサクセスストーリーといったこつこつと積み上げていく成功物語でもありません。
    「・・・私はこうしてxxになった」という本があり、出版社が意図して同じ系統のタイトルを付けたものと思われますが、「受付からCEOになった」というのは事実であっても本書にはそのタイトルはそぐわないとおもいました。
    原著のタイトル「Tough Choices」の方が本書の内容をよく表現しているように思います。
    著者が決断の節目節目で岐路に立ち、その時に厳しい選択を行ってきたということです。
    女性のビジネスリーダー、エグゼクティブだということで軽視されたことに現在の社会やビジネス界に一石を投じています。
    また、現場のリアルな舵取り、経営の選択と集中を綱渡りに乗り越えているところが壮絶なビジネス戦の奮闘をよく描写しています。もちろんその成果も素晴らしいものです。
    本書の内容はリアルで濃いですが、著者の考えを無理に押し付けたり、説明に言い訳がましいことがなく、働く女性の方やビジネスマンには一読の価値はあると思います。
    仕事にめげた時に読むと,勇気づけられる名著!

    300p. を越える大作で,非常に読みごたえのあるノンフィクションである.日本語タイトルより(出版社が売りたい気持ちを意識しすぎたか?)も原文タイトル『Tough Choices』の方がしっくりくる内容である.世界で最も有名な女性経営者,元HP CEO のカーリー・フィオリーナのHP更迭までの記録を綴っている.それまでの AT&T,ルーセントでの話も実に興味深い.

    筆者曰く,この書籍を綴った理由は2カ所に記されている.まず,p.194の記載,『あふれる情報のなかでは事実も虚偽も同じ重みを持ち,簡単に取り違えられる.意図的な誤解や風評が,私の仕事を非常に難しくしたことは否定できない.この本を書こうと思ったのは,たぶんこのためでもある.』,加えて,Compaq との合併の際での裁判で,被告席での傍聴時に感じた,p.273の記載,『ほとんどの人が企業経営者が何をしているか知らないということだった.このことは,本を書こうと思い立ったきっかけの一つになっている』.つまり,この本に書かれている内容は一般人にとって非常に斬新的だと云うこと.だから,とても興味深い内容であると云える.おそらく,メディアに書かれている彼女の記述(悪意に満ちた中傷)はこの本に書かれているように,雑誌が売れるように虚偽で固められていたように思う.鉄の女,カーリーも実は普通の女性で,努力に努力を重ねてエグゼクティブの地位を獲得したのだと驚き,読んでいて心に響くモノがあった.これに比較すると,自分の苦労なんて彼女には全く及ばないと,日々の仕事に落ち込む自身が勇気づけられた.久しぶりに感激した1冊である!

    最後に,訳もすばらしく,実に読みやすく,引っかかりのない内容になっている.

    映画の脚本かとおもいました

    あきらめないで。結果は必ずついてくる
    選択肢が複数あるときは、あえて難しいほうに挑む
    ばらばらだったチームが、目標に向かって動き出す…

    という出版社の紹介文自体が何かの映画の脚本のよう。
    これが実話というのだから驚きです。
    話の中には実践できそうなのもありますが、
    全体として物語として見えるのはやっぱり現実感が乏しいからでしょうね。
    これは日本では多分無理です。
    文章も実に上手い

    実に面白い本だった。
    さすがに登りつめた人物だけあって、文章も実に上手い。
    訳も悪くなく、読みやすかった。
    嫌みな箇所がなく、純粋な努力とその結果によるサクセスが描かれていた。そして、挫折も。
    厚い本でしたけど楽しめました!!

    単なるサクセスストーリーではなく、暴露本的要素やリーダーシップに関する実務書として非常に楽しく読めました。

    多少、日本のビジネスシーンとは異なるため、日本のビジネスマンにとっては身近に感じることのできない所もありますが、リーダーとはどう考え、どう行動すべきかといった点は十分学ぶことが出来ます。

    また、登場人物が沢山いるため、読んでて誰が誰だか分からなくなるときもありましたが(笑)、ノンフィクションとして本当にワクワク感を持って読めます。

    ビジネスマンにはおススメです!!

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    ランドックの刻印 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-119 グイン・サーガ 119)
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    本編以上にあとがきが...。

    本編はなかなかグイン・サーガっぽくて、良かったのではないでしょうか。

    やっぱりいい人を捨てきれないヴァレリウス、やっぱり自分の自由が何よりも最優先のマリウス、やっぱり記憶を失っていようが泰然自若たるグイン。
    グインの記憶障害も、大技で完全に解消とまではいかないまでも、進行します。
    抜群の安心感を与えるケイロニア首脳陣の判断力とか対応力を見ると、根拠はなくても何かよい方に向かうのかなという気持ちにはなれました。

    ただ、皆さん触れていらっしゃるように、あとがき。
    もともと機械が書いているわけではなく、生身の体の作家の作品なわけで、なんとなくこの作品に関しては、完結するまでずーっと続くものと思い込んでいましたが、10数年前の乳がんの時も感じたように、やはり「人」の仕事であることを改めて感じています。
    胆管がんでなくすい臓がんであったことが、神楽坂倶楽部に2008/2/19付けでアップされておりました...。
    すい臓がんは発見が遅くなりがちだと言いますし、わたしが住んでいた前のアパートの大家さんも急に病状が悪化して亡くなりましたし、心配です。
    昨年来、筆の力が落ちているのではと感じていましたが、体調不良だったのですね。
    プロである以上、体調が悪いからといってクオリティが下がってもOKということではないのですが。

    回復されたからと言って、急いで完結まで突っ走れというつもりもありません。
    家族からしてみれば、それこそそんなことより健康が第一でしょう。
    ただ、この方の場合「小説書くことのできない人生なんてね」って考えかねないですね。

    グインの続きが読める読めないはこの際最優先事項ではありませんので、作者の一日も早い回復をお祈りします。できれば創作活動に影響の無いレベルで完治され、続きを読ませてもらえるとうれしいとは思いますが。
    書き換えられた……

     おいおい、この10巻分をこういう形で修正してしまうかぁ、と思いながらも、ようやくランドックとグインの接点を古代機械を通じて一気に記してしまいました。
     他のレビュアーも書いていますが、丁度転換点となる巻かもしれません。ハゾスなどケイロニアの重臣とパロのヴァレリウス、ヨナなどとの接点も読んでいて楽しいですね。

     ……ただ、やっぱり気になるのは作者の栗本さんの体調。121巻までは書き上げているとは言え、未完のまま終わってしまう可能性があるので本当に心配です。
    大きな物語の転換点

    タイトルに「ランドック」と付いている通り、グインとランドックの繋がりが、古代機械を通しての仕組みを中心に明らかになってきます。
    グインの記憶は、古代機械によって更に書き換えられてしまい、新しい部分の記憶が・・・。
    ケイロニア宰相ハゾスの登場で、難問の大半の方向が見えてきました。

    従って、この119巻は、大きな物語の転換点になりそうです。

    そうした本編の進行具合ももちろん気にはなるのですが、それ以上に心配なのは作者の様態です。ですから、「あとがき」から読んでしまいました。
    胆管癌。あまり聞かない病名ですが、癌には違いありません。無事に手術が終わって、早く復帰して欲しいです。でも、無理はしないようにして、シリーズの完結を是非成し遂げて欲しいものです。
    ついに!やっと!スタートラインに

    10数巻ぶりに本を買った当日、あっという間に読み終えたほど、
    先を読みたいと思えるおもしろさだった。
    長かったグインの記憶問題にやっとピリオドが打たれ、
    感動のハゾスほかケイロニアとの対面も。

    これでやっと次巻から目まぐるしくうごめく、
    目が離せない中原情勢へとグインサーガが戻っていける。

    それにしても119巻にして外伝1巻の話にまだたどり着かないのはちょっと不安。
    発行ペースをこれ以上あげるのは無理だと思うので、
    1巻1巻の内容をテンポアップして、
    なんとかグインサーガを著者存命のうちに、
    きちんと完結してほしいと心から願っている。



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  • 狼と香辛料〈3〉 (電撃文庫): メディアワークス : 支倉 凍砂;
    狼と香辛料〈3〉 (電撃文庫)
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    もうラブラブじゃん

    第3巻はホロとロレンスのバカップルぶりを見せ付けられ、それに翻弄されるかわいそうな人々の話になってます。
    ホロもロレンスだけが大好きで、ロレンスもホロがいなければ行商なんて出来なくなってもいいとまで想ってしまっているのがよくわかります。
    商人や駆け引きの面白さなどもあります。
    ロレンス視点で書かれているのでホロの動きや感情が読者にバレないようになっていて、
    決別の危機を抱えながら、スピーディかつ絶望的な中での商人バトルには前作の破産の危機以上の危機感を持てます。
    ロレンスと一緒にホロを失うような気持ちになれるので存分にハラハラもさせられます。
    しかし、最後はこの人騒がせなバカップルに天誅を願ってしまうかもw
    また、この世界にはホロのような者が複数存在することもわかり、世界観に奥行きと幅がだんだんと表現されてきました。
    とりあえずいいたいことはホロかわいすぎ。
    恋人たちの逡巡を描ける作者に乾杯

    ファンタジー経済ライトノベルス第3弾、
    なんと三角関係になってしまいました。

    この作品のウリはなんといっても
    ライトノベルスに珍しい、
    商人の経済活動が縦軸であることです。

    しかし今回は、
    旅の道連れであるヒロインに横恋慕してくる男と……
    主人公がヒロインや恋敵に対して、
    あれやこれやと逡巡するさまが、
    実にみごとに描かれています。

    多くのライトノベルスの弱点、
    “血の通った人間の心情が描けない”
    を見事に振り切っています。

    アニメ・マンガ・ゲームにしか
    接してないとしか思えない、
    他の作家と一線を画しています。

    惜しくらむは、
    キモの経済ドラマが
    素人である自分には
    ちょぉーっと難しかったこと、
    ドラマツルギーがまだまだ稚拙なこと、
    ライトノベルスにご法度のえっちっぽい描写が……
    やっぱり無かったこと。

    しかしデビュー3作目と思えば上出来です。

    さっさと一般レーベルに移って、
    生々しい性描写も織り交ぜた
    オトナ小説を書いて欲しいものです。
    だんだん良くなっていく

    この本は商売と金銭欲を基本としたある意味こういった作品ではあまり語られない部分が舞台として使われている。何しろたとえばロールプレイングゲームなんかではモンスターを倒すと金になるってのがあるけど、そういう風にお金が稼げてしまうのはお金を稼ぐということにリアリティが無いということを意味している。
    この作品はそういうところはなく普通ならモンスターを倒す行為が、お金を稼ぐということでお話を構成させている。それはそれで面白いのだけれどだけどわたしが注目しているのはお金を通した人間の欲というものを非常に強く描いていること。
    さて、この巻ではいよいよ主人公ロレンスが欲の優先順位一番を付ける巻だ。ある意味この作品の中で読みたかった一番の場面が描かれている。現実にはなかなか無いがゆえに読みたかった場面というのが苦いところ。

    男女のすれ違いはいつの時代もテーマですね。

    シリーズ3作目です。
    3作目から始めても読めると思いますが、
    やはり1作目からの通読をお勧めします。

    なにしろ、今回は主人公2男女の些細な擦れ違いから事件が発生するのです。

    基本的には前2作経てどうに入った2人の掛け合いを通じ、
    徐々にストーリーが展開し、中盤以降一気に商人バトルに突入する仕掛けは健在です。

    新人の作家さん故、一作ずつ人物描写の実験が見られ、
    これからが楽しみな方です。

    前2作を読まれ、楽しいと感じた方なら同様に楽しめるでしょう。
    恋敵登場

    教会都市での窮地を脱したロレンスは、ホロとホロの故郷ヨイツを探しながら旅を続ける。間近に迫った冬の大市と祭りでにぎわうクメルスンという町へ向かう途中、二人は年若い魚商人アマーティと出会う。ホロに恋をするアマーティ。そして、ちょっとしたことから、仲違いしてしまうホロとロレンス。そして、そのことが商売をも絡んだ一騒動に発展していく...

    今回は、派手な騒動というより、ホロとロレンスの気持ちが主軸となった話になっています。ホロとロレンスのつながりは、ほとんどがお互いの気持ちの上に成り立っています。二人の気持ちがずれた時、二人はその関係のもろさに気づかされます。そして、そこにホロに恋する若者が入り込んできて...今後の展開への大事な一冊です。この次も楽しみです。

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